WEBを越えたパーソナライゼーションの流れ~実例6選~

資生堂 ≪IoTスキンケアシステム≫

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美容業界のパーソナライゼーションを先駆するのは資生堂。
IoT技術を化粧品に取り入れた「パーソナライズド・ビューティー」を発表しました。

化粧品をパーソナライズする。これは美容部員さんが化粧品選びをお手伝いしてくれた時のような感覚なのでしょうか。

化粧品といえば、口コミサイトで高評価でも自分の肌に合わなかったり、色が合わなかったり。
膨大な商品がある中で試してみないと自分に合う商品がわからないことが問題でした。

今回資生堂が発表した「パーソナライズド・ビューティー」では、「眼球の色とアイシャドウの色がマッチすると、目が大きく見える」というデータから生まれ、自分に合う色を見つけられる「マキアージュ」のアイシャドーや、「ベアミネラル」と、肌の色を正確に測定し、自分の肌にぴったり合うファンデーションを購入できるアプリ「MATCHCo」のコラボレーションなどの事例を紹介。

また、スキンケアのパーソナライゼーションを実現するIoTスキンケアシステム「Optune(オプチューン)」を発表しました。
Optuneは専用アプリによる肌測定データと、収集したさまざまな環境データをベースに、自宅に設置する専用マシンが独自のアルゴリズムを元に、肌タイプはもちろん一人一人、その時々の肌環境ストレスや外部環境に合わせたケアを提供するシステムで、ベータ版マシン「Optune zero」は、2018年春以降に同社のEコマースサイト「ワタシプラス」でテスト販売を開始するとのこと。

研究開発が進んで、手軽にOptuneが手に入るようになれば、多くの人が自分の肌質や肌色トラブルへの対策にベストな商品を手に入れる手助けになることでしょう。

Bevi ≪パーソナライズウォーター≫

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アメリカとカナダで導入が始まっているスマートウォーターディスペンサー。
ウォーターディスペンサーまでスマートになった時代の進化に驚きです。

操作はタッチパネル式で簡単。フレーバーだけでなく、水・炭酸水も選べてお好みの飲み物を作ってくれます。
オフィス用と自宅用(キッチン用)の2タイプがあるため、大きな機械が置けない場所にもフィットします。

いつもウォーターディスペンサーはお手入れや補充が大変とお思いの方、スマートウォーターディスペンサーは一味違います。
マシンは常時インターネットに接続されており、補充やメンテナンスなどが必要な場合は自動で手配してくれるのです。

昨年8月にペプシコーラで有名なペプシコが開発会社のSodastreamを買収しました。
ペプシコといえば「ペプシコーラの会社というより世界最大のスナック菓子会社」と謳われるくらいの企業です。
今後スマートウォーターディスペンサーはどう進化していくのでしょうか。

Swarm Technologies ≪超小型衛星≫

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カスタマー向けというよりは、開発者や企業に向けた発明がこちらの超小型衛星。
「SpaceBEES」と呼ばれる衛星で縦・横の長さが約10cm、高さが約2.5cm。本当に片手で持ててしまう大きさの人工衛星です。

低軌道の通信衛星ネットワークを構築することで、IoT向けに安価な衛星ネットワークサービスを提供可能。
既に、7基の衛星の打ち上げを成功させているそう。

例えば、農場や荒野などの広大なエリアの監視や基礎データの収集などを安価に行うことが目的で開発されました。
本社はパロアルト(カリフォルニア州)。今後180基の衛星を打ち上げ、ネットワークを拡大していく予定だそう。

宇宙にも裾野を広げるパーソナライゼーション。2年後、3年後、10年後には一体どんな世の中になるのでしょうか。

Jyve ≪小売店員マーケットプレイス≫

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小売店員マーケットプレイスと聞いてもどういったパーソナライズが行われているのかいまいち想像がつきませんね。
小売店舗の作業に特化した人材マーケットプレイスとのこと。
つまり、商品補充や在庫管理などの作業をかわってくれるのがJyveの小売店員マーケットプレイスです。

どこがパーソナライズされているかというと、作業員が各ステップで撮影した写真やコメントを確認することで、作業進捗をリアルタイムでトラッキング出来る点。
管理者や店舗向けに、アプリに組み込まれた作業品質レビューを行なってくれます。

作業の評価やフィードバックをアプリ内で共有できるので、品質管理に人手を使わず一定のクオリティを保つことができます。
既に6,000人の作業員が全米4,000店舗で業務を遂行しているそう。

毎日やることがたくさんで、品質管理に時間を割くために必要以上に働いていたとしたら。猫の手も借りたいとはこのことかもしれません。

b8ta ≪体験IoT店舗≫

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最新のIoT製品に実際に触れてみる機会は現在ははなかなか少ないのが実情です。
たくさんのスタートアップ企業が専用のショールームを設けるには、多くのコストがかかります。

そこをフォローするのがこの体験IoT店舗。
様々な企業が売り場を共有して展示することで、より低いハードルで多くの人に開発した製品を実際に触れて体験してもらうことができます。
売り場だけでなく、在庫管理や販売データ、スタッフなどバックオフィスサービスも提供。

サービスを始めてから2年間でなんと全米に9つの旗艦店と70のショップインショップをオープンしているのだとか。
このサービスのおかげで世の中に広く製品を伝えられた企業も少なくないのではないでしょうか。

もし自分の住んでいる地域の近くに体験IoT店舗があったら。是非その技術を体験したいものです。

Wheels ≪バイクシェア≫

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電気自転車のシェアリングサービス。日本でも最近シェアサイクルが普及していますね。
こちらのバイクシェア、「犬の散歩代行アプリ」Wagの元創業者が立ち上げたことでも注目を集めているそうです。

交換可能な部品と、取り外し可能なバッテリーを搭載した電気自転車を開発。
それぞれの部品が独立性が高いデザインのため、リアルタイムでメンテナンスが可能な点が強みです。
また、内蔵のBluetoothスピーカーで音楽を再生したり、Podcastを聴いたりできるだけでなく、携帯電話も充電できるというスグレモノ。

サンディエゴでサービスの提供を開始しているとのことで、是非訪れた際には体験してほしいサービスのひとつです。
日本では音楽を再生したり、Podcastを聴きながら自転車に乗っていると危ないと怒られてしまいそうですが、携帯電話を充電できる自転車は需要が高そうですね。

(via 資生堂 IoTスキンケアシステムを発表 「パーソナライズド・ビューティー」に意欲今週の注目5社:パーソナライズウォーター / 超小型衛星 / 小売店員マーケットプレイス / 体験IoT店舗 / バイクシェア)

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